顧客の囲い込み戦略

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2023年7月4日

顧客の囲い込み戦略

昨今のコロナ禍において、これからの時代何が起こるかわかりません。
突然、お店を休業しなければならないこともあります。
今までとは違うのです。
これから起こるであろう、大地震。また新たなパンデミックも起こらないとは言えません。
そういったことに備えて、今顧客の囲い込みの重要性が高まっております。

江戸の商人から学ぶ

よく歴史、過去から学ぶとありますが、今回は江戸の商人から顧客の囲い込みに関して学びましょう。
「江戸の大火」というのを聞いたことはありますか?
江戸時代によく起きていた火事のことです。
火事が起きるごとにお店はゼロから再開しないといけなかったのです。
考えてみてください、今自店舗の周りが火災になって、また別の場所でゼロからお店を始めることを。
集客はどうしますか?どうやってお店を再開したことを今までの常連さんにお伝えしますか?

今回は、江戸の商人が行ったことを紹介します。

①顧客台帳を作る
②火事の際、何よりも先に顧客台帳を持って逃げる
③火事がおさまっった後、顧客台帳を元にお客様のところへ自身の無事と営業再開の報告をする

いち早く、顧客の囲い込みの重要性を理解した江戸の商人です。
この行動をした商人が長く営業ができたと言われております。
逆に顧客台帳がなかった商人は残念ながら廃業されたかたが多かったみたいです。

現在における顧客データを駆使し、コロナ禍でも売上増のお店

江戸の商人から学び、いち早く顧客の囲い込みを実践したお店のお話です。
コロナ禍が起こる前から、顧客の囲い込みの重要性を全スタッフへ落とし込み、
LINEにてお友達登録をしてもらい、LINEのお友達が7,000人以上保有。

コロナ禍での行動をご紹介します。

①緊急事態宣言の発令
②焼肉弁当などのテイクアウト向け商品の開発
③LINEにてお弁当の販売開始を告知


コロナ禍で同じようにデリバリーやお弁当の販売を開始したお店も多くあったかと思います。
しかし、デリバリーアプリは手数料も高いですし、かといって告知をする場所がなければ売れません。
このお店では、既に顧客を囲っていたので、デリバリーアプリを通さず、直接7,000人以上のお客様へ
ご案内ができました。
結果、6店舗で単月2,500万円もの売上をお弁当で上げることができました。

また緊急事態宣言があけてから、お弁当を食べたかたが続々と来店していただけました。

まとめ

以上のことから、これからの時代、顧客の囲い込みが必須と言えます。
皆様のお店では今、顧客の囲い込みはされてますか?
何で顧客を囲い込むのか、自店舗のアプリ?LINE?メルマガ?
何が良いのか?費用はそんなにかけられないと思います。

結論、今の時代はLINEです。
アプリは費用もかかるし、お客様へアプリダウンロードのハードルが高いです。
LINEだとほとんどの方が使ってますので、お友達登録のハードルは低いです。

ぜひ参考にしてみてください。

EDGCLE(エジクル)はLINE公式アカウントの拡張ツールで、顧客の囲い込みや
メッセージのセグメント配信(ピンポイントにターゲットに配信)ができます。